事例1

隣人トラブル、近隣住人による
嫌がらせ、イジメ、誹謗中傷など。

近隣住人からサイバー攻撃を受けるというトラブルは、10年以上も前からよくあるケースです。
物理的に近い距離に攻撃者がいる場合や、攻撃者に所在(自宅や勤務先など)を知られている場合は、そうでない場合と比べて攻撃の難易度が低く、かつ高い精度で攻撃が可能なためにトラブルが後を絶たないのです。

サイバー攻撃が容易だから被害件数が多い

具体的な攻撃方法については悪用されかねないので説明を省略しますが、攻撃者が被害者の自宅、勤務先、行きつけの店などに近寄れる者であれば、電波技術や周辺の環境・設備を悪用して被害者の端末(スマホやパソコンなど)やネットワークを攻撃できてしまいます。
例えば、Wi-Fiなどの電波通信の技術を悪用したり、サイドチャネル攻撃と呼ばれる物理的手段による情報窃取など。
そのように、比較的容易に攻撃ができてしまうという技術的な背景もあるせいで、近隣住人などから攻撃を受けるケースは件数が多いのです。

よくある例

■隣人トラブルが発端となり、嫌がらせ等をされるケース。
■他人に対して異常な関心を持つ者から、私生活の覗き見や監視をされるケース。
■裕福な家庭、幸せな家庭などに対して攻撃者が妬み、嫌がらせ等をされるケース。
などなど。

被害者を害する意思が無いケースもある

被害者に対して嫌がらせをするつもりは無いが、被害者が所有する機器を不正に使用したいがためにサイバー攻撃をする、というケースもあります。
その代表的な例は、「Wi-Fiのタダ乗り」と呼ばれる行為です。
よくあるのは、通信費用をケチりたい攻撃者が被害者のインターネット回線を勝手に使用するために、被害者のネットワークに不正侵入するというものです。
不正侵入のやり方は、インターネットを調べれば分かることですので、専門的な知識がなくても誰でもできてしまうのです。
ほか、学生が学校のなかでゲーム機(ニンテンドーDS等)で遊ぶために、学校の近くにある家のネットワークに不正侵入するというケースもあります。

このような場合の攻撃者には、被害者に嫌がらせをする意図はありませんが、その不正使用から様々な影響が被害者のスマホやパソコンに及んでしまい、結果として被害者に害を与えてしまう事になります。
例えば、知らない間にウィルスに感染してしまったり、「なりすまし」をされたり、異常な広告が表示されるようになったりなど。
酷いケースでは、被害者が「冤罪」で訴えられてしまうこともあります。
攻撃者が被害者の機器を犯罪に使用して(攻撃の踏み台にして)、第三者に不利益を生じさせ、その第三者から被害者が訴えられてしまうというケースも現実に起こっているのです。

近隣住人のサイバー攻撃は現象傾向にある

私の経験上の話ですが、このようなトラブルは数年前まではとても多く発生していましたが、現在では減少している傾向にあると感じています。
その理由は、一般家庭においても新しく強固なセキュリティ機能を備えた機器の導入が進んでいるからだと考えられます。
古いタイプの機器は、脆弱性(読み:ぜいじゃくせい。意味:不具合や設計ミスによるセキュリティの欠陥)が多く潜在しているので容易にサイバー攻撃が可能ですが、現在販売されている新しいタイプの機器は脆弱性が少ないので攻撃者から狙われにくいです。
引っ越しや故障による買い換えなど、新しい機器への買い換えが進んだためにサイバー攻撃を防御できるようになったのだと考えられます。

こんな場合には要注意

『5年以上前に購入した機器を、特に保守管理しないままで使用している。』
例えばルーターやWi-Fi機器などは、頻繁に買い換えるような物ではなく「壊れるまで使う」というのが一般的となっているため、何年も前の古いタイプのものを使用している家庭が多くあります。
そのような場合、前項でも書きましたが古いコンピュータ機器は脆弱性が多く潜在しているために、サイバー攻撃の被害を受けてしまう危険性がありますので注意が必要です。
コンピュータ機器は、できれば3年、長くても5年で買い換えるのが良いです。

また、新しいタイプの機器は脆弱性が少ないと言っても、完全に0(ゼロ)なわけではありません。
脆弱性は日々新しいものが見つかっているので、新しいタイプの機器だからといって絶対に安全というわけではないのです。
特に「パスワード管理の欠陥」が要因となり、サイバー攻撃をされてしまうケースが後を絶ちません。
参考記事:「機器やアプリの管理不足、設定の欠陥などが原因で…」

どんなに強固なセキュリティであったとしても、管理に欠陥がある場合は十分に機能しません。
製品の取扱説明書を読み、きちんと設定や保守管理を実施するように気をつけましょう。

嫌がらせ、イジメ、誹謗中傷の事例一覧

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