【研修】IoT向け通信ネットワーク基礎講座を受講しました

富士ソフト アキバプラザで開催されました

主催:日経 xTECH 日経NETWORK
場所:久保 幸夫 先生 (トライアングルエレクトロニクス代表)

林立するIoT向け通信ネットワークについて、それぞれの技術的な特徴、通信可能な距離や消費電力、コストや利用上の制約といった実用的な情報についてご教授いただきました。

IoTは間違いなく激増する

これを書いている現時点でも既に、世界中で膨大な数のIoT機器が出回っていて、しかもそれらがサイバー攻撃の標的として狙われるようになっています。
IoTに対するサイバー攻撃の割合は年々増え、今ではパソコン等よりもIoTに対する攻撃のほうが多いという統計もあるという…。
さらに今後もIoT機器は増え続けるでしょうし、「5G」の低価格なIoT向け通信サービスが開始されると、より加速度的にIoT機器の数が激増するはずです。
数年後には身の回りのあちこちがIoTだらけという世の中になります。それならば当然、IoTのセキュリティ事故の件数も相当な数になってしまうことでしょう。

IoT機器を作って学ぶ

「raspberry pi」や「arduino」で遊んでおります

弊社では現時点でもネットワーク・フォレンジックをベースとしたIoT機器の不正の調査を行っておりますが、今後はより一層高度なサイバー攻撃が増えることは間違いないので、それに対応すべくより高度な調査方法を用意する必要があります。
そのために私は現在、IoT機器を「作る」という実験を繰り返し行っております。
なぜIoT機器を作っているのかと言うと、セキュリティや攻撃方法を詳しく理解するためには、まず先にハードやソフトの深い知識が必要であり、それらを学ぶためには「自分で作ってみる」というのが一番の近道だからです。
それに関連して今回のセミナーを受講した次第です。