スマホやパソコンが広く普及し、それに伴って、様々な新しいタイプの犯罪が増えました。
ウィルス、不正アクセス、遠隔操作、盗撮・盗聴など。

サイバー犯罪は立証が難しく、警察に相談しても解決に至らないケースが多々あります。
そのような事態に陥った被害者が、藁をも掴む思いで弁護士などの法律の先生に相談するということも、少なくありません。

目に見える現実世界とは違い、コンピュータの世界は独特で、かつ複雑です。
そしてそれを把握しきっている先生は非常に少ないです。
そのためどんなに優秀な弁護士の先生であっても、サイバー犯罪の被害者の救済は容易なことではなく、証拠が無い場合などは事実上で解決不可能であるというのが現実です。

サイバー犯罪の調査サービスを提供しているコンピュータ・セキュリティの会社は、とても数が少ないです。
しかもそのほとんどが、企業や行政などの法人のみを対象としています。
個人向けのサービスが無い理由は、「個人の相手をしても儲からない」からです。

法人客の案件は金額の桁が違います。しかも法人の場合、サイバー攻撃の問題を終息させなければ営業に支障をきたすという事情もあるため、「調査や法的対応をしない」という選択肢は無いに等しいです。
そのため、コンピュータ・セキュリティの会社が調査サービスの契約を取れる確率は、非常に高いのです。

これ対して、個人客の場合はその真逆で、個人が支払える金額には限りがありますし、契約の可能性も極端に低いです。
そのような事情があって、個人の相談に対応するコンピュータ・セキュリティの会社は、非常に少ないのです。

誰も助けてくれないのであれば、被害者は自力で解決する他に方法がありません。
しかし、サイバー犯罪の調査にはコンピュータの専門知識が必要ですので、現実的に、被害者が自力解決することは困難です。

弊社の技術担当者に対して、上記のような現状を見かねた法律の先生から、次の質問がありました。
「どうにかして被害者を助ける方法は無い？」

弊社はその時点で既に、コンピュータが関連するトラブルに対して、解決サービスを提供しておりました。
例えば次のような事案で、コンピュータの調査や証拠保全などを行っています。
■詐欺、契約、借金トラブル
■社員の横領や不正の問題
■セクハラ・パワハラ
■ストーカー
そして法律の先生から要請を受けたことにより、上記業務に加えて新たに、サイバー犯罪に関するサービスを提供するべく、調査システム等の開発に着手しました。

弊社の調査システムは、法律の先生の意見を参考にしながら、弊社の技術担当者が開発したオリジナルのシステムであり、他社にない弊社独自のものとなります。
技術担当者の冨田は、２０００年からずっとIT分野で働き続けてきたエンジニアです。
実は、過去に彼も、サイバー犯罪の被害者となった経験があります。
【 → 体験談はコチラ】

こうして、他社にはない個人向けの【サイバー調査サービス】が誕生しました。

それまでは、「調査で証拠を掴み、弁護士に依頼して法的措置をとる。」という趣旨のサービスだけを提供しておりました。
しかし、「法的措置のための詳細な調査ではなく、事実確認のための簡易＆安価なサービスも欲しい」という声を受けて、新たに検査サービスの開発が行われ、セキュリティ検査と対策のサービスである「Dr.セキュリティ（ドクターセキュリティ）」が誕生しました。
→検査サービスのページ
そして現在に至ります。

以上の経緯で開発された弊社のサービスには、次のような特徴があります。

• ◎弊社が独自開発した、弊社だけにしか存在しない調査システムによって、サイバー攻撃の検査・調査が可能となりました。
• ◎担当者自身も被害を経験しているので、誰よりも被害者のお気持ちが分かります。
• ◎他社に相談して断られた方も、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
• ◎法律専門家との協力体制があり、事案に応じて適任の先生をご紹介できますので、証拠が掴めた場合は速やかに法的な対応を取ることができます。
• ◎簡易＆安価な検査サービスから、本格調査サービスまで、目的に応じて最適なプランをご提案可能です。

弊社は東京にある小さな会社です。
そんな弊社が運営する「Dr.セキュリティ（ドクターセキュリティ）」は、大きな会社のセキュリティサービスと比べてみると、見劣りしてしまう小規模なサービスです。
しかし、大きな会社がやりたがらないことや、実現できないことなどに積極的に挑戦し、ゆくゆくは「街の身近なコンピュータ診療所」になりたいと目指しております。

→事務所案内